- 西奈恭子(にしな)
お焼香の意味って・・

お葬式に参列したときに、お焼香を行うことがあります。法事などでも、お焼香を行うことがあります。おそらく、経験のある方が多いかと思います。
では、なぜお焼香を行うのでしょうか?
仏教では、御仏前を荘厳することによって敬虔な心をささげるという意味があるそうです。
香は、人の気持ちを快くするものですが、それと同時に芳香によって心身を清めると言った意味もあるみたいです。
お焼香は、仏教でしか行わないと思われている方が多いと思いますが、実はキリスト教(カトリック)の葬儀でも、前夜式(仏教での通夜)などで用いられてもいるんです。
お焼香は、敬虔な心を捧げる。古代ギリシャの時代から受け継がれてきた、親や神々に対する忠誠心のあらわれなんですね。